「平飼いの卵って、普通の卵とどう違うの?」「安心して生で食べられるの?」

いたか自然農園の卵について、みなさまからよくいただくご質問をまとめました。

ストレスの少ない環境で育った鶏たちから生まれる卵だからこそ、こだわりの味わいや栄養価が大きな魅力です。

どんなふうに楽しめるのか、保存方法や気になる衛生面まで、知りたいことをぜひチェックしてみてくださいね。

よくあるご質問(FAQ)

一般的な卵と「平飼い卵」はどう違うのですか?

大きな違いは、鶏が自由に動き回れる環境で育っているかどうかです。

・ケージ飼い
鶏が狭いケージに閉じ込められるので、効率的に大量生産できますが、鶏にストレスがかかりやすい環境といわれています。

・平飼い
広いスペースを確保し、鶏が床を歩いたり羽を伸ばしたりしながらのびのび生活できる環境です。運動量が多いぶん健康的に育ちやすく、卵の味や品質にも良い影響が期待できます。

いたか自然農園では、木造の鶏舎でストレスフリーな空間を整え、健康的に育った鶏から生まれる卵をお届けしています。

どんな卵を販売していますか? 種類は選べますか?

当農園では現在、「こだわり新鮮たまご」をメインに販売しています。


3箱セット(1箱10個入)にしてお届けしており、無農薬・無添加の飼料を中心に与え、ケージ飼いに比べて鶏数を抑えているため、1日に採れる卵の数も多くありません。季節や在庫状況により品切れとなる場合もございます。

平飼い卵の味や栄養価にはどんな特徴がありますか?

鶏がしっかり運動しているため、黄身のコクや白身の弾力が強いと感じる方が多いです。
いたか自然農園では地元産のお米やおから、野菜くずなど無農薬・無添加の特製飼料を与えているので、卵独特の臭みが少なく濃厚な味わいが楽しめます。また、ビタミン・ミネラルなどの栄養素を幅広く含むバランスの良い卵に育ちやすいといわれています。

生食はできますか? 保存方法で注意することは?

生食も可能ですが、いくつかのポイントにご注意ください。

1. 賞味期限内の使用:パックに記載の期限を守れば基本的に生食OKです。

2. 冷蔵保管:10℃前後をキープ。ドアポケットよりも冷蔵庫内の奥など、温度変化の少ない場所がおすすめです。

3. 衛生管理:割る際の器具や手指を清潔に保ち、長時間常温に放置しないでください。

期限を過ぎた場合や殻にヒビがある場合は、加熱調理でお楽しみください。

黄身の色が違うときがありますが、品質に問題はないの?

黄身の色合いは、飼料の内容や季節の変化に左右されることがあります。
地元産の野菜や果物をブレンドしているため、鶏が食べる餌が時期によって微妙に変わり、結果として黄身の濃淡が変わる場合があるのです。
色の違いは品質には影響しませんので、ご安心ください。

割った卵に血のような斑点が入っていました。食べられますか?

いわゆる「血斑(けっはん)」と呼ばれるもので、卵管内で微細な出血が起こった際にできるものです。
取り除いていただければ問題なく食べられますが、気になる方はスプーンなどで取り除き、加熱調理にお使いください。

なぜ1日にたった1,000個程度しか作られないの?

平飼いでのびのび育てるぶん、ケージ飼いほど大量生産できないのが実情です。

いたか自然農園では、鶏数を抑え、一羽一羽を丁寧にケアできるよう配慮しています。そのため、大規模な養鶏場より産卵数はどうしても少なくなりますが、逆に高い品質と健康管理を実現できるメリットもあります。

1日に採れる卵が1,000個に満たないのも、鶏と環境へのこだわりがあってこそです。

どうしてスーパーなどに置かず、ネット通販だけなんですか?

鮮度を大切にするため、大量流通ではなく予約販売&直接発送という形をとっています。

1.産卵数自体が限られているうえ、スーパーなどの店舗流通に乗せるには在庫管理や余剰在庫のリスクが高くなります。

2.必要分だけを確実にお届けすることで、フードロスを減らし新鮮さを保つ狙いがあるのです。実際、スーパー流通をしていないからこそ、朝採り卵の鮮度をそのままお渡しできます。